【旅館の広報】はじめてでも大丈夫、ポイントを解説
こんばんは、アドグラフィーの杉木です。
今回は、旅館の広報活動を進める上で大切なポイントをお伝えします。
”宿の広報担当になった方”向けの記事です
「広報を任されたけど、何から始めたらいいかわからないなぁ」
そんな疑問にお答えします。
目次
・誰に向けて広報活動をすれば良いのか
・何から始めれば良いのか
・広報活動をより効果的にするために
「誰に」向けて広報活動をすれば良いのか
これは宿によって違います
よって「誰に」という部分に正解はありませんが、
この「誰に」を設定しないままでは、広報活動は始まりません。
ファミリー、カップル、ひとり旅
市内、県内、県外
「誰に」届けるかによって、広報活動で発信する内容が変化します。
それは、それぞれが求めているものが違うからです。
広報活動を効果的に行うためにも「誰に届けるか」を明確にしておきましょう。
一般的には、
地元→県内→国内→インバウンド
の順でお客様が戻ってくると言われています。
客層としては、
学生、女子旅、ひとり旅などの方が、コロナ禍でも比較的旅行に行きやすく
高齢者や団体客が戻ってくるのには時間がかかるようです。
ワクチンの接種や、国の政策によって、今後の旅行者の動向に変化があると思われるのでそのような情報にふれておく必要があります。
以前の「旅行者の意識に関する記事」も参考にされてみてください。
「誰に届けるか」が明確である場合は、次に進みましょう。
何から始めれば良いのか
まずはOTAのページを充実させましょう
国内の旅行客のほとんどは、じゃらんや楽天トラベル、一休などのOTAから予約をします。
ほとんどの、宿の場合、旅行者が宿と出会うのはOTAになるからです。
OTAで第一印象が決まるのです。ですから、OTAページの印象が悪いと、旅行先の候補になりません。
例えば「地名 旅館」で検索すると
このように楽天トラベルとじゃらんのページが上位表示されます。 ※現在はGoogleマップが1番上に表示されます
多くの旅行客の目につく、OTAページを充実させておけば旅行先に選ばれやすくなるわけです。
そして、OTAサイトのランキング上位に表示されることがクリック率の高さに直結します。
「そうは言っても、OTAのランキングあげるなんて簡単じゃないんじゃない?」
その通りです
ランキングは、OTAによって上位表示される条件が違います。
楽天の場合は、広告料を支払うことで上位表示させることもできるようです。
しかし、一時的に上位表示させたとしても
口コミなどの評価がいきなり変わるわけではないので、
これまでの宿の努力の積み重ねが影響してきます。
ただ、
写真の見せ方や説明文、口コミの返信、プランの在庫設定など、いますぐできることもあります。
批判的な口コミに対しても、誠意ある返信をしている旅館などは逆に印象が良くなります。
また、これは少し難易度が高いですが、他の宿と差別化をはかる方法として
楽天トラベルページのカスタマイズによって、他の宿は一味違うページにすることもできます。
アドグラフィーで作る楽天トラベルページは次のようなものです。参考までに。
また、口コミで批判的なものが多い場合は
宿のターゲット層と実際の客層の差があるかもしれません。
ターゲット層に届くホームページになっているかチェックしてみると良いでしょう。
ホームページ、楽天ページの簡易診断承ります
詳しくはアドグラフィーお問い合わせフォーム、または、097-529-9230 杉木 までご連絡ください。
着手しやすいところから1つ1つ改善していきましょう。
広報活動をより効果的にするために
OTA ページの充実と同時に行いたいのが、
自社ホームページの充実
です。
「OTAからみんな予約するんじゃないの?」
と思われた方、
その通りです。その通りなんですが、
最終的な予約がOTAなだけであって
多くの方は自社ホームページも見ています
例えるならば
予選 OTAサイト
旅行者「お、この宿良さそう。ホームページ見にいこう。」
↓
決勝 自社ホームページ
旅行者「めっちゃええやん、よし、ここに決めた!」
↓
予約 OTA or 自社ホームページ
といった流れです。
どうしても同じ作りになってしまうOTAのページだけでは、旅館の魅力を十分に伝えるのは難しいのです。
”自社ホームページ限定プラン”などが魅力的であれば、旅行者が自社ホームページから予約をしてくださる可能性も上がります。
まとめると、自社ホームページの充実は、
・OTAからの予約増
・自社ホームページからの予約増
・宿の魅力を伝える
など、広報活動を間違いなく後押ししてくれます。
「ホームページ大事なのはわかったけど、自分でするの難しいよ!」
と思いますよね。
無料で手軽にできるものとしては、
今はSNSなどがあります。
・ツイッター
・フェイスブック
・インスタグラム
SNSの活用については、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
もし、自分が宿の広報担当だったら、
まず、どうしたらいいかわからず悩むだろうなぁ。と思い今回書いてみました。
広報担当の皆さん、もし他にも
「こんなことが知りたい!」という内容がありましたら、
こちらまで↓
お気軽にメッセージをください。