【訪日客向け】体験型コンテンツで集客~その2~
どうも!アドグラフィーの杉木です!
今回は、
”訪日観光客がどのような経路で体験型コンテンツを購入しているのか?”
見ていこうと思います。
今回の記事は
令和2年3月に観光庁より出された「訪日外国人旅行者の体験型観光コンテンツの購入促進に関するナレッジ集」を参考としています。
訪日客の体験型コンテンツの購入プロセス
すべての商品の購入プロセスに共通する部分ですが
まず、人が物を購入するという「購買プロセス」を振りかえると次のようになります。
「認知」「興味関心」「検討」「購入」
このプロセスをひとつひとつ強化、改善することで
”体験型コンテンツ”を購入してもらえる数を増やせます。
認知の段階
訪日外国人旅行客がコンテンツを認知する経路
1位 知人・友人・家族の口コミ
2位 OTA
3位 SNS・ブログ
口コミで広げてもらうには、体験型コンテンツ自体の質を高める必要がある
ということは言うまでもないでしょう。
他の、OTA、SNS・ブログという点においては
ネットの出番ですね!
ここでいうOTAは、海外向けなので「トリップアドバイザー」「Trip.com」「エクスペディア」などが含まれます。詳細は次回の記事にて記載します。
認知拡大には、
OTA、SNS、ブログが有効である
ことが上記データからわかります。
興味関心を深める段階
外国人旅行者がコンテンツに興味関心をもつポイント
1位 魅力的な写真や動画
2位 文化・背景の魅力
遠く異国の地での体験をイメージするために必要なのは
”写真や動画である”
ということがわかります。言葉の壁も乗り越えられますしね。
特に”外国人旅行客が楽しそうに体験をしている様子”が写真などであると、より魅力が伝わりやすいようです。
検討の段階
外国人旅行客の体験型コンテンツ検討の場所
1位 OTA
2位 知人・友人・家族の口コミ
3位 SNS・ブログ
ということでこちらは「認知」の場所と順位は違うが項目が同じということになりました。
「認知」「検討」の両面で見たときに、OTA、SNS、ブログに力を入れることは重要である
と言えます。
購入の段階
外国人旅行者が体験型コンテンツを購入するタイミング
”タビナカ””タビマエ”で半々のようです。
宿としては、体験を目的に来る外国人旅行者に向けて、”タビマエでの体験型コンテンツの購入場所”と”タビナカでの体験型コンテンツの購入手順”がわかるようにしておけば、安心して旅行を楽しんでもらえそうですね。
外国人旅行者が体験型コンテンツを購入する場所
1位 対面
2位 公式ウェブサイト
3位 OTA
上記の購入タイミングと関連し、半分ほどの方は対面で購入されているようです。
タビマエの主要な購入場所は、公式ウェブサイトですので、購入場所としてお知らせするなら体験型コンテンツの公式ウェブサイトがよさそうです。
→次回
今回、紹介したプロセスは国内のお客様にも
転用できる点があります。
旅行や体験型コンテンツにおける
時期や購入方法、文化の歴史的背景など
確かに購入を検討する際に重要な要素です。
次回は”訪日客が体験型コンテンツ購入に利用している主要なOTAはどこか?”
をみていきます!
アドグラフィー 営業・企画開発 杉木