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外国人旅行客の予約が止まらない!?予約につながる翻訳サイトとは

令和4年10月11日より外交人の入国制限解除によって、日本全国各地に外国人観光客が急増しています。

以前の記事で、アフターコロナで訪日外国人の動きの変化やどのように宿泊施設を探しているかご紹介いたしました。
記事はこちら→”インバウンドバブル再到来の予感!外国人旅行客を獲得しより安心した宿経営へ”
今回は、前回の記事でも紹介した「インバウンドを獲得する方法」の一つである、”翻訳サイトの充実”について詳しくご紹介いたします。
この記事の内容を実践すれば、外国人旅行客の予約獲得に効果を発揮しますので是非最後までご覧ください!

目次
・最近の訪日外国人の特徴
・翻訳サイトの効果
・予約が獲得できる翻訳サイトの表現
・まとめ

最近の訪日外国人の特徴

最近の訪日外国人の特徴として、大きく「欧米」「東アジア」で訪日観光に重視しているポイントが異なります。

「欧米からの訪日客」
日本政府観光局の調査によると、欧米の訪日客は ”体験を重視” している傾向にあります。
富裕層や若年層で「Modern Luxury(モダンラグジュアリー)」と呼ばれる体験重視の志向が拡大しています。
贅沢さなどより新しいことへの挑戦、贅沢より経験、自分にとっての意義を重視しており、
地方(田舎)やものづくり体験などを好み、最低限のものしかない場所に宿泊することもあります。
ミレニアルズを中心とした若年層、アーリーリタイヤ世代等の体験型旅行、周遊旅行が中心で、
優先度の高い事項に重点的投資するため、旅行会社やエージェントに頼らず、志向に合った滞在先を自分で探す傾向にあります。

「東アジアからの訪日客」
独立行政法人中小企業基盤整備機構 中国現地アドバイザーによると、東アジア(中国、韓国、台湾など)の訪日客は”利便性を重視” している傾向にあります。
いわゆる日本的で有名な観光地やショッピングを目的とすることが多く、滞在先はアクセスのわかりやすさや利便性を重視しています。
具体的には、温泉の有無、周りの観光スポットや商業施設、送迎バスの有無など。
観光・体験・買い物・・・できるだけたくさんの目的を達成できる利便性の高い宿泊施設を選ぶことが多いです。
日本語はもちろん、英語もわからない人が多いため中国語サイトがあるとこの地域の訪日客にも情報を届けることが可能です。
宿泊施設の選択については、OTAに掲載されたお客様のコメントを参照することを含め、SNSで個人ユーザーの旅行ブログを参照することも多いです。

翻訳サイトの効果

最近の訪日客の特徴と前の記事の訪日客の情報収集方法をご理解いただけたことで、なんとなく翻訳サイトの必要性はご理解いただけたかと思います。
では、翻訳サイトを整備し訪日客に情報を届けることでどのような効果が見込めるかご紹介いたします。

①訪日客の予約獲得増加
こちらの記事でご紹介したように、訪日外国人の情報収集手段として宿の公式ホームページを見る方は、予約サイトで情報収集する人よりも多いので、ホームページで訪日外国人が求めている情報が掲載されているか、そもそも多言語化されているかによって、予約に繋がるかどうかに大きく影響します。
例えば、年間5万人の外国人がホームページを閲覧し予約を検討している場合、予約率が0.5%上がるだけでも年間で1,000万円の売上向上に繋がります。

②海外OTAに支払う送客手数料の削減
ホームページを閲覧しているということは、ホームページからの直接予約も獲得することが可能です。
特に海外OTAは送客手数料が約15%と国内OTAに比べて高く、支払う手数料もかなり高額となってきます。
例えば、訪日外国人の予約を30%でもホームページから取ることができるようになれば、年間で約260万円の手数料削減に繋がります。

このようにメリットが多い翻訳サイトですが、では、どのような表現を行うと翻訳サイトから予約を獲得することができるか次の項目でご説明いたします。

予約が獲得できる翻訳サイトの表現

◆欧米向けの表現
その宿泊施設や周辺の観光地でしかできない”体験”を重視した表現が予約に繋がります。

温泉大浴場
日本では当たり前の他人と一緒にお風呂に入るという体験ですが、欧米の方からすると他人と風呂に入ることは無いため、非日常の体験へとなり選ぶ理由になります。

日本料理・郷土料理
日本に来ないと食べれないもの、もっというと日本のこの地域まで来ないと食べれないものを表現すると、この宿に泊まる理由になります。

観光・体験
伝統工芸や農業、日本ならではの遊びや体験を表現することが大切です。
そこに行くことで何ができるのかを強調して表現することで、その地域、宿を選ぶ理由になります。

◆東アジア向けの表現
観光地からのアクセスや”利便性”を重視した表現が予約に繋がります。

観光地
有名な観光地のすぐ近くなど、観光の拠点とすることで、滞在中に様々な観光地に行くことができる便利な点を表現することで、この宿を選ぶ理由となります。

アクセス
空港や都市部から簡単にアクセスできることを、車、バス、電車、飛行機など様々な交通手段を想定して表現することで、アクセスの良さが伝わり宿を選ぶ理由となります。

商業施設
観光のちょっとした空き時間で買い物ができる、1つのことで多くのことができるお得感をアピールすることで選ばれやすくなります。

翻訳サイトのデザイン
外国人の方には、”日本らしい”宿泊施設の雰囲気が伝わるサイトが好まれます。
高品質の写真と印象的なコピーライティングを多用したデザイン性の高いウェブサイトは、繊細・芸術的・高品質といった海外の人が持っている日本のイメージに一致するので好印象与えます。

↓↓デザイン雰囲気の参考↓↓

まとめ

いかがでしたでしょうか
インバウンドの需要が高まっている状況で、この高需要を獲得できるかできないかは、どれだけ早く準備を行えるかどうかです。
既に準備を終えインバウンドをどんどん獲得している施設もいらっしゃいますし、まだ翻訳サイトを整備しておらず最大限外国人旅行者の予約を獲得できていない施設もいらっしゃいます。
需要が少ない時に投資をするのはリスクが大きいですが、高需要の中での投資であればすぐに投資費用を回収し収益を伸ばしていくことができます。

コロナ前のインバウンドバブル以来の高需要の兆しが見えていますので、ぜひこの機会に取り組まれてみてはいかがでしょうか?
翻訳サイトを制作した際のコストと見込み収益のシュミレーションを作成し、皆様の宿にとって効果的かどうかの診断も無料で行っておりますのでお気軽にご相談くださいませ。

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高丸 暉
高丸 暉
お客様支援部/主任

新卒で配属された税務署にて事業者からの相談対応を経験した後に、ホームページ制作会社にて法人営業に従事。現在、株式会社アドグラフィーにて、ホームページ運用コンサルティング、WEB集客サポートなどを担当。プライベートでも旅行が大好きな一児のパパトラベラー。

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