今だからこそ出来ること 〜その1-2「自社分析」
いつもブログを御覧いただきまして
ありがとうございます。
株式会社アドグラフィー佐藤です。
先日「今だからこそ出来ること 〜その1「魅力の整理・整頓と発信」
と題してブログの発信を行いました。
前回は自分たちの商品魅力を整理整頓し誰に発信すれば良いのか
という切り口でブログを書きましたが
今回は自社の魅力の整理整頓のほうにフォーカスをあて記事を書いていきたいと思います。
【目次】
1. 戦略において知るべきこと!分析について
2. 今と昔のホームページの取り扱われかたの移り変わり
3. 目線を変えて自社を知る
4. まとめ
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1. 戦略において知るべきこと!分析について
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よく戦略を立てる際に知るべきこととして書籍やウェブなどでも
当たり前となってきている内容ではありますが大きく
分けると4種類ございます
(1)「環境」
(2)「顧客」前回の記事はこちら(今だからこそ出来ること 〜その1「魅力の整理・整頓と発信)
(3)「自社」(今回はココについて!)
(4)「競合他社」
今回はその中でも意外に盲点な自分たちを「知る」という部分の
自社分析についてお話をいたします。
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2. 今と昔のホームページの取り扱われかたの移り変わり
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ホームページ制作をはじめて会社としても十数年がたちまして
私がちょうど入社した10年前では
まだ宿泊業界も雑誌やパンフレットなどの紙媒体なども
販促物の媒体としても主力に活躍をしていた時代だったかと思います。
またその一方でインターネットでの集客というものにも
力を入れている施設も増えており
時代がインターネットに変化をしていくそんな時代だったと感じます。
下記がざっくりですが少し前の主流と現在の主流をかいてみました。
■ 一昔前のホームページの主流
(1)イメージ、雰囲気を重視
(2)PCベースのホームページ
(3)電話予約の促進
■ 現在のホームページの主流
(1)イメージ雰囲気+内容
(2)スマートフォンベースのサイト設計
(3)ネット予約の促進
現在のような主流に移り変わるまでもちろん紆余曲折あるのですが
現在弊社の実績ベースでもスマートフォンサイトからのアクセスが
役7割り程度の施設様が多く
いわゆる「スマホファースト」という時代に内容は移り変わり
また社会問題としての高齢化、人口減少ということも
相まって予約時に人手をかけられないということなども
あり電話からウェブ化へ加速していく動きが見られています。(弊社への課題解決依頼も同様の内容が多いです)
ただし今までと変わらない部分もありまして
それはお客様の心を動かして成約につなげるという
入口部分のイメージや雰囲気を伝えるという点です。
ただこの中にプラスとして昨今では自分たちの魅力を伝えるとともに
競合差別化という要素や先日の記事にもあった
ペルソナを意識した来て欲しい潜在顧客の創出など内容(コンテンツ)に重きを置く
施設様が圧倒的に増えたと感じております。
またそれが何を意味するかというとお客様の情報収集が多様化しており
ホームページは最終着地点としての情報量が求められるようになったからにほかなりません。
そこで大切なことが「自社」を知るということになります。
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3. 目線を変えて自社を知る
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顧客を知る、自社を知るということで
初めて商品・サービスが売れる状況となります。
ただし自分のことは自分で分かりづらいので
まずはフォーマットなどを利用して客観的事実を
つらつらと落とし込んでいくところからを
スタートとしていければ良いかと思います。
大切な視点は下記です。
・自社視点
・顧客視点
この2つを意識して分析のフォーマットを使って分析をしていくことを
おすすめします。
■ 代表的な分析方法
自社視点
→「4P分析」
顧客視点
→「4C分析」
まずは自社視点の4P分析から概要の説明をいたします。
4P分析は
製品(Product)
→サービスやお料理は付帯するもの
価格(Price)
→価格の妥当性
流通(Place)
→ネット、旅行会社、紙媒体など
販売促進(Promotion)
→製品紹介はもちろんのこと企業のアピールなど含む
全ての英語の頭文字を取って4P分析と呼ばれております。
まず企業目線で上記のことを意識して分析を実行していただけると
より濃い内容の分析が可能となります。
続きまして顧客目線での分析には
4C分析ですが
顧客の価値(Customer Value)
→顧客目線で商品の価値があるのかないのか需要を探る
顧客の負担費用(Cost to the Customer)
→顧客への費用負担の適正がどこか探る(顧客分析後に行うと良い)
顧客の利便性(Convenience)
→顧客が行きたいと思ったら行ける場所なのか?ゆっくり過ごせるのかなど
顧客とのコミュニケーション(Communication)
→顧客との接触の最適なものは何か探る
以上が分析方法となります。
コレ以外にもまだまだ分析方法はよくありますが
弊社で制作や販促のお手伝いをする際に提案実施の際に
考え方として社内で意見を揉む際に使用する考え方のご紹介でした。
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4. まとめ
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ざっくりと4P(自社目線分析)と4C(顧客目線分析)の手法をお伝えいたしましたが
皆様いかがでしたでしょうか?
中々忙しいさなかですと分かっていてもこのあたりは流れに身を任せがちな
部分ですので世の中的にも「ピンチはチャンス」という言葉が
色々と聞こえてきますが実際問題ピンチはピンチという現実ももちろんあるかと思います。
こうゆう時だからこそ
ピンチの対応とチャンスの対応を切り分けて
しっかりと前を見据えて取り組みが出来ればと思います。
一人で悩んでいても良い答えが出ないことが多いですが
お気軽にホームページのことならアドグラフィーへ
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株式会社アドグラフィー
佐藤
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