ウェブデザイナーに向いている人とは?
見習いデザイナーが先輩に遠慮なく疑問をぶつける社内のデザイン勉強会。17回目のテーマは「ウェブデザイナーに向いてる人とは?」です。
サイクルが早いウェブの世界
ウェブデザインの世界って本当に広くて面白いですよね。デザイン意外の知識とかも使いそうですけど、どんな人がウェブデザイナーに向いてるんでしょうか
デザインに関する基礎知識とデザインソフト(Adobe)を使えるだけじゃなくて、html・cssの基礎知識はあった方がいいよね
私は学生時代に初めてコーディングの授業を受けたとき、なかなかうまくいかなくて理解するのが難しかったです
ウェブデザインをしてるとコードを扱うこともあるから、スムーズに作業を進めるために、コードに対して拒否反応のない人の方が向いてると思うよ
なるほど、作業の効率化に繋がるんですね
あと、ウェブの世界はサイクルが早いから、新しいものが好きな人には向いてるともよく言われるよ
流行りのものには興味がありますけど、新しいもの好きって、ウェブにも通づるところがあるんですね
早いサイクルについていける、柔軟な姿勢や考え方で受け止められる、変化が好きな人は、性格的に言うとウェブの世界には合ってるかな
いつも言われている通り、常にアンテナを張って、観察することが大事ですね
素直な気持ちが大切
色々なウェブデザインを見るのって、楽しいし、勉強になりますよね。自分でも作ってみたいって思います
デザインや作ることが好きっていう気持ちは、大事だよ。ただ、アート的な思考だったり自由なデザインを追い求めないことも大切
自由なデザインですか?
しっかりした下準備と撮影、デザイン、ライティング、コーディング、と工程を経てサイト設計がされてるから、想定の範疇を超えたアートにはならないようにしないといけないんだよ
確かに、自分のためにデザインをするわけじゃなくて、お客様の課題解決や目的達成のためにデザインをするからですね
もちろん、柔軟な発想や斬新なアイデアは必要なときもあるけど、素直な気持ちでお客様の声を聞くことが大事だと思う
そのバランスが大切なんですね。やっぱり課題解決をするデザインって難しいです
課題解決の答えはお客様の中にあって、ただ、お客様がその表現をどうしたらいいか悩んでいるから私たちが手助けするんじゃないかな
なるほど、お客様の声に耳を傾けて、表現すべきものを一緒に考えていくことがデザイナーの役割でもあるんですね
アイデアや提案をこちらから出すと、お客様自身が答えを見つけられるかもしれない。お客様が前向きになる原動力を私たちデザイナーが作るということを忘れずにできるといいなと思う
集中できる環境づくり
デザインやスキルの話以外でも、傾向として、集中力のある人というのは結構大事かもしれません
ずっとPCに向き合ってますもんね
座り続けてて地道な作業も苦にならない、忍耐力と持続力が求められる職業でもあるので。自分が集中できる環境を自分で作れる人は向いてると思います
自分で意識して環境を整えることで、より効率的に作業できるようになりますよね
ウェブデザインはデザイナーだけではなくディレクターやエンジニアといったいろいろな人が関わる共同作業なので、効率を意識することが必要ですね
次の工程の人のことも考える必要がある、ということですね
納期があるので、スケジュールにそって仕事をすることが求められます。自分の作業時間を把握して、遅れが出ないように時間管理する能力も大事です
未経験だからこその武器
ウェブデザイナーに向いてる人の特徴、だいぶイメージできました。でも、自分にも当てはまる部分と、これからもっと意識していかないといけない部分もあるなって思いました
必要なことは吸収力だよ。これは「未経験」だからこその武器だと思う。それからデザイナーに欠かせないことは、インプットとアウトプットの繰り返し
インプットが大事ということはよく言われていますね
たくさんの技術や引き出しを身につけて、また新しく吸収して取り入れていく、想像力が欠かせないと思う
学び続けることで色々なアプローチができると良いなと思います!
アドグラフィーのデザイナーとしては、旅行が好きなアクティブ思考がある人は楽しめるのかなと思うよ
確かに、実際にデザイナーが旅館やホテルに行くわけではないけど、ホームページ制作に携わることで素敵な宿と出会えることもこの仕事の楽しみのひとつかもしれません
まとめ
まとめると、ウェブデザイナーに向いてる人の特徴とは、
新しいものやウェブの世界に関心がある
素直な気持ちでお客様の声を聞き入れて提案する
効率的に作業をするための集中力がある
です!向き不向きはあっても、学び続けて成長することが大事ですよね