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宿泊業で採用活動を失敗しないために考えないといけないこと!

こんにちは!アドグラフィーお客様支援部の高丸です!
全国旅行支援が始まってから、急激な宿泊需要の増加により人材の確保にお困りの旅館・ホテル様からご相談をいただくことが多くなりましたので、
採用活動を失敗しないために考えておかないといけないことをまとめましたので是非採用活動の参考にしてください!

目次
・採用活動の失敗ポイント
採用活動を成功させるためのフロー
採用を成功させるために考えないといけないことまとめ
・まとめ

採用活動の失敗ポイント

まずは採用活動で失敗するポイントを把握しておきましょう。
主な失敗ポイントは下記のようになっております。

・求人媒体に多額の広告費をかけたが応募が無かった
 求人媒体の中には無料で活用できるものもあれば、費用がかかるものまで様々なものがございます。
中には広告費を使ってより多くの求職者に自社の求人情報を届けるような媒体も存在しております。
そこでよく発生するのは、多額の広告費をかけたが応募が無かったり、求めている人材が集まらなかったりするケースです。


・応募はあるが採用したい人材に出会えない
 コストをかけて求人を出し、応募があったが求めている能力に達していなかったり、本当にウチで働きたいと思っているのか怪しい人だったり、「こういう人を求めていた!」という人材に出会えないということもよくある失敗のケースです。

・人材を採用できたがすぐに辞めてしまった
 この人なら大丈夫かなと思い、思い切って採用したが1ヶ月も経たず辞めてしまったということもよくあるケースです。せっかくかけたコストが無駄になってしまいますね。


・採用した人材に十分なスキルがなく見込んでいた成果を得られなかった
 人の能力は採用してみないと実際のところはわからないものです、書類選考・面接を重ねこの人なら大丈夫と思い採用しても、実際に業務に従事させてみると、「あれ?大丈夫かな?」となることもよくある失敗のケースです。

これらの失敗の理由は、
「採用活動を成功させるためのフロー」にのっとって採用活動を行なっていないために、企業と求職者の間でミスマッチが起きていることが原因です。

採用活動を成功させるためのフロー

では、「採用活動を成功させるためのフロー」とはどのような流れになるのかご説明いたします。
採用活動を成功させるためのフローは下記の図のようになっています。

ありがちなのは、「3.募集条件を求人票にまとめる」ことから始める施設様が多いため、求人情報の内容が他の施設と似通ったものになり、条件や待遇のみで判断され応募が来なかったり、求めている人材と出会えなかったりします。
また、働いたら思ったものと違ってすぐに辞めてしまうということにも繋がってしまします。

重要なのは、採用活動の根幹となる「採用計画を立てる」ことです。
採用計画とは、どのような想いを持って、どのようなスキルがある人材に、どのような業務で働いてもらいたいのかを可視化していくことです。

採用計画を立てることができれば、求める人物像が明確になり、その人を採用するためには、
どのような媒体で、どのようなことをメッセージとして伝えるのか、近隣の施設と比較してどのくらいの条件だったら応募があるのかなど明確になってきますので、無駄な費用をかけず確実に求めている人材を確保することができるようになります。

採用を成功させるために考えないといけないことまとめ

「採用計画を立てる」ことが採用活動成功の元となることをご説明致しましたが、では、何を考えないといけないのかまとめました。

①「市場分析」「自社分析」「競合分析」
・市場分析
 自分の宿がある地域は、どのような属性の人が働いているのか、またどこから働きに来ているのかなど市場の状況を分析します。

・競合分析
 周りの施設はどんなことを強み、魅力として採用活動を行なっているのかを他の施設の求人票やホームページを見て分析していきます。

・自社分析
 競合の強みを把握した上で、他の施設にはない自社の強みや魅力は何なのか、どこで戦えば勝つことができるのかを分析します。

②募集人物像の策定

・求める人物像策定のための情報整理
 経営理念(会社の考え方)
 経営ビジョン(会社の目指す姿)
 経営戦略(ビジョンを達成するための施策)
 コンピテンシー(優秀な成果を発揮する人の行動特性)

・求める人物像の要素設計
 能力(学力、思考力、コミュニケーション能力など)
 スキル(専門性、技能知識、保有資格など)
 経験(対人折衝、企画、研究など)
 属性(性別、年齢、地域など)
 社風適合性(志向、価値観、性格など)
 勤務条件(仕事内容、給与、勤務時間、勤務場所など)

・求める人物像の活用方法
 採用計画(採用スケジュール、訴求メッセージ、媒体・ツール選定)
 情報発信(ツールコンテンツ選定、コミュニケーション運用)
 選考設計(選考プロセス設計、選考内容設計、評定票設計)
  

ここまで情報を整理することができれば、少しずつ採用を成功させる具体的な方法が見えてくるかと思います。
他の施設にはない自社だけの強みや魅力がわかれば、それを求める求職者はどんな人かが見えてきます。その人は、どんな条件でどのような働き方なら応募してくれるのか、どのような方法で求人情報を探しているのかというところまで見えてくれば、非常に高い確度で採用を成功させることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか、全国の80%の旅館ホテルは人材不足に困っているというデータもあり、確実に求人よりも求職者の方が少ない状況になっています。

その人材不足に困っている宿泊施設がみんな求人をだしているので、ただ求人票を出すだけでは、条件のいい資本力のあるところに流れていき規模の小さなお宿に応募が来ないのはあたりまえです。
そのため、本記事を参考に自分の施設にしかない魅力や強みを明確にし、それに同調する人はどんな人なのか、どういうメッセージを発信すれば応募してくれるのか今一度考えるきっかけになれば幸いです。

答えが出ない時は、弊社のような外部の企業に相談することも1つの手です。
客観的にあなたの宿と周辺の競合の宿を分析し、あなたの宿にしかない強みを見つけやすいですし、外部を巻き込むことで必然的に物事が進んでいくので、早期の解決にも繋がります。

人材不足に困ったらお気軽にご相談くださいませ。

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