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【人手不足解消】旅館・ホテルで求人応募を増やす方法!

新型コロナウィルスの発生で宿泊需要が急激に落ち、旅割や全国旅行支援の開始で宿泊需要が急激に増加したりと、旅館・ホテルにとって人材のコントロールが非常に難しい期間が続いておりましたが、ようやくコロナ禍脱却の兆しが見え宿泊客が安定的に入り出している施設様も多いのではと思います。

しかし、コロナ禍での人員見直しで、人手不足になり今の忙しさに対応しきれないと声を上げている施設様のお話をよく耳にしますので、
今回は、宿泊業界における人手不足状況とどうすれば人材を確保することができるかご紹介いたします。

目次

宿泊業界の人手不足状況

宿泊業界の求人応募状況

求職者の情報収集手段

採用サイトの重要性

旅館・ホテルで求人応募を増やす方法

参考紹介

宿泊業界の人手不足状況

帝国データバンクが2022年10月に発表した情報によると、「旅館・ホテル」の人手不足状況について、“正社員の人手不足は65.4%”“非正社員の人手不足については75.0%”の旅館・ホテルが「人手不足」と回答しています。
下の表を見ると、特にコロナの影響を強く受けた「飲食店」「旅館・ホテル」が群を抜いて人手不足の状況に陥っています。

宿泊業界の求人応募状況

では、求人に対しての応募者数の推移はどのような状況になっているのでしょうか。
厚生労働省が10月28日に発表した情報によると、求人数は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令された、2020年5月を底に増加傾向にあり、2022年10月はコロナ発生以降最も求人数が多い状況です。
反面応募者数は、求人数が増えると同時に減少している状況です。
しかし、もう一つのdodaが発表している求人倍率の表をみると、業種別で「レジャー・外食」0.54倍職種別で「販売・サービス」0.48倍”求人数よりも求職者数の方が多い” 状況ですので、求職者は減少傾向にありますが、まだ求人数よりは多い状況ということが読み取れます。


求職者の情報収集手段

求職者が企業や仕事内容の情報を収集する手段は、年々多様化してきており、数年前まではタウンワークやリクナビNEXTのような求人メディアなどの求人情報専門ツールで情報収集するのが一般的でしたが、今は、友人知人の紹介やSNS、口コミサイトなど多様なツールを活用して情報収集をすることが当たり前になっております。
無料でできるものから有料でできるものまでございますので、できるだけ多くの求職者に企業情報を見てもらえるように様々なツールで露出を増やすことをおすすめいたします。

【情報収集手段例】
求人メディア(indeedやGoogle求人など)、スカウト型メディアへの登録(リクルートダイレクトスカウトなど)、企業HPや採用サイト、口コミサイト、SNSなど


採用サイトの重要性

企業情報を知るための情報収集手段が多様化していることをご紹介しました、 その中で、「企業探し→応募→面接→内定」という流れの中、いずれかのタイミングで求職者の約8割が閲覧しているのが企業の採用サイトです。
求職者は、興味を持った企業についてより詳しい情報を集めようとした際に採用サイトを閲覧します。
下記のグラフをご覧いただくとお分かりいただけるように、採用サイトの内容によっては、応募意欲が高まる場合と下がる場合がございますので、採用サイトは応募意欲に大きな影響を及ぼすことがお分かりいただけると思います。

採用サイトは、採用情報に特化したデザインやコンセプトで会社の魅力を伝えることができます。企業の想いや歴史などを語りかけるような採用サイトで求職者に情報を伝えることで、企業への理解が深まり「この会社で働く」イメージが湧きやすいのがポイントです。その結果、応募意欲が高まり、求人応募数の増加を期待することができます。
このように企業を理解し応募した求職者は、企業の熱意に同調した方が多くなりますので、”熱意を持って永く働いてくれる”方が応募してくれることにもつながります。

公式ホームページと採用サイトの違い
「ホームページを持っているから、採用サイトは作らなくていいよ」という声を施設様から頂くことがありますのでそれぞれの違いについてもご説明いたします。
公式ホームページは、主に宿泊者などのお客様向けの情報が掲載されているサイト。
一方で、採用サイトは求職者向けに企業情報をまとめたサイトのことを指します。
見る人が異なるため、載せるべき内容や表現も異なってきます。そのため、公式ホームページだけでは求職者に十分な情報を伝えることができません。

採用応募者数が増加することで、採用コストの削減にも繋がります。
下記に採用サイトを整備していない場合と整備した場合で、求人に100万円のコストをかけた場合の応募一人当たりの費用の変化のシュミレーションのグラフを添付しています。

旅館・ホテルで求人応募を増やす方法

これらの情報をまとめて、旅館・ホテルで求人応募者数を増やすためには、

1:求職者の情報収集手段に対応したツールで採用情報を発信し、できるだけ多くの求職者の目に届くようにする。
2:求人情報を見つけた求職者の応募意欲を高めるために採用サイトを整備する。

この2つを実施することで、求人応募者数が増加し人手不足解消を実現していくことが可能です。
本記事の下部に採用サイトの表現の参考を添付しておりますので、是非参考にしていただけますと幸いです。

どのような情報を載せればいいか分からないなどございましたらお気軽にご相談くださいませ、採用サイト制作だけではなく、求人情報を掲載するツールなどについてもご紹介可能でございます。

採用活動を成功させ、お宿皆様の益々の発展させるためのきっかけとなれば幸いです!

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参考表現(採用サイト)

高丸 暉
高丸 暉
お客様支援部/主任

新卒で配属された税務署にて事業者からの相談対応を経験した後に、ホームページ制作会社にて法人営業に従事。現在、株式会社アドグラフィーにて、ホームページ運用コンサルティング、WEB集客サポートなどを担当。プライベートでも旅行が大好きな一児のパパトラベラー。

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