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OTAに頼らない自社集客施策【MEO編】

OTAに頼らない自社集客施策【MEO編】

こんにちは、アドグラフィーお客様支援部です。

「公式ホームページをより多くの人に見てもらいたい」
「公式ホームページの予約割合を増やしたい」
「OTA(楽天トラベルや、じゃらんnet等)に頼らない集客をしたい」

そんなお悩みありませんか?

今回は、ホテル・旅館で公式ホームページにアクセスを集め、自社予約につながる「MEO対策」という集客施策について解説します。

この記事を参考にしてGoogleマイビジネスを使ったMEO対策が成功すれば、より効率的にホテル・旅館の集客アップが実現できます。

 

【ホテル・旅館のMEO対策基礎知識】

 

◆MEO対策とは

MEOとは、GoogleマップやGoogleマイビジネスの検索結果において、宿の情報を上位表示させるための施策のことを指します。

検索エンジンや地図エンジンを最適化することにより、ユーザーが「地名+宿泊」のようなキーワードで検索をする時に、宿の情報が自然検索の表示結果よりも上位に表示されるためユーザーの目に留まり認知の拡大に繋がりやすくなります。

MEO対策を始めるためには、Googleマイビジネスという無料で使えるサービスに登録することが必要です。

まだGoogleマイビジネスのアカウントを持っていない人は、下記リンクより登録を完了させてください。

「Googleマイビジネス公式ページ」

https://www.google.com/intl/ja_jp/business/

※弊社で登録代行も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

◆ホテル・旅館のGoogleマイビジネスの表示

では、実際に宿がどのように表示されるのか見てみましょう。

ホテルや旅館、宿などの宿泊施設の場合は、まず赤枠部分の検索機能から、

利用したい日にち、人数で検索結果を絞る事が可能です。下のカテゴリを選択すれば、「人気のホテル」や「キャンセル無料」など自分に合ったカテゴリからホテルを選ぶこともできます。

利用料金も表示され、宿泊施設のGoogleマイビジネスは視覚的にもお目当てのホテルを探しやすくなっています。

 

 

次に左部分の表示について解説いたします。

赤枠部分には4件の宿が表示されており、

エリアの全751軒の中からGoogleの基準で表示される宿が決定いたします。

ここで上位表示が取れている宿のアクセス数は多いところで「20万回/月」ほど表示される施設もあり、かなりの認知向上に繋がります。

 

【ホテル・旅館がMEO対策を行う必要性】

以上のことから、なんとなくMEO対策の必要性を感じて頂けたかと思いますが、ここからはより具体的に、絶対MEO対策をやったほうが良い理由を説明いたします。

 

 

①露出が増え集客の拡大が見込める

先程少しお伝えしましたが、MEO対策で上位表示を実現できた場合、宿の露出が格段に増加します。

ある施設の一月の表示数のグラフが下記のようになっています。

「検索画面で約2万回」、「地図上では約21万回」表示されています。

一月でこれ程の表示が実現できれば、認知が広がり、必然的に予約数も増加してくることが見込めます。

 

 

②公式ホームページへ直接誘導ができる

OTAに頼らない集客のために必須の課題「公式ホームページへの誘導」をMEO対策を行うことで実現できます。

下記が実際の施設ページになります。

赤枠で囲った部分をクリックすると、公式ホームページに飛ぶことができます。

これは、今までのOTAでは絶対にできなかったことで、上位表示を取ることができれば相乗的に公式ホームページへの流入を誘導でき、公式ホームページからの予約を獲得することにつなげることが可能となります。

 

 

③宿泊施設の決定打「口コミ」の管理ができる

実際に宿泊施設を検討する時、口コミをチェックするという人も多いのではないでしょうか。

某OTAも口コミの点数を上位表示の基準にするなど、宿を運営されている方であれば口コミの重要性は既にご存知かと思います。

Googleの施設ページでも同様に口コミの投稿が可能で、下記画像のように評価も点数として表示されます。

※こちらの画像では表記していませんが、この下に投稿者1人1人の口コミ点数とコメントが表示されております。

 

故に、Googleの口コミ評価を高めることでネット全体の予約決定率に影響を及ぼすことが分かるかと思います。

Googleの評価が高ければ、仮に公式ホームページまたはOTAで予約しようとしている人が見た時に安心して予約することができます。

 

 

④写真による訴求ができる

施設で写真を登録することもできるため、魅力訴求力の高い写真を登録することでユーザーの宿泊意欲が掻き立てられ、予約決定の後押しとすることも可能です。

注意頂きたいのは、素人感満載の写真を登録してしまうと宿の印象が下がってしまい逆に予約しなくなるということも起こりえますので必ずプロカメラマンが撮った写真を登録するようにしてください。

 

 

【MEO対策7つのポイント】

 

①適切なキーワードを設定する

MEO対策でまず行うことは、ユーザーが検索しそうなキーワードを設定することです。

ユーザーは「エリア名+ホテル」や「エリア名+宿泊」で検索することが多いと予想されます。

キーワードは検索ボリュームが大きいほど、ライバルが多くなり、上位表示される難易度が上がります。

宿泊施設の規模や特色に合ったキーワードを選定することが大事です。

対策するキーワードを設定したら、検索したときに自分のホテルの情報が上位に表示されるように施策を取っていきます。

対策の一部を②以降に解説しておりますのでご確認ください。

 

 

②Googleマイビジネスの施設情報を充実させる

ユーザーは数多くの宿の情報を比較して、宿泊する施設を決定します。

そのためどんな宿なのか、何が魅力的なのか、Googleマイビジネスを見て、施設の特徴が伝わる事が大切です。

宿ならではの情報も忘れずに設定しましょう。

下にユーザーが宿泊施設を探すときに求めるであろう情報を、まとめておきましたので、参考にしてみてください。

ホテル・旅館のGoogleマイビジネスに記載しておきたい情報

  • ・新型コロナウィルスに対する取り組み
  • ・駐車場詳細
  • ・無料Wifiの有無
  • ・部屋の備品
  • ・食事について
  • ・大浴場有無
  • ・チェックイン、チェックアウト時間
  • ・宿泊者サービス
  • ・お子様連れ向け情報
  • ・ペット同伴有無

ユーザーの立場に立って、魅力的な宿だと思ってもらえるように、施設情報を充実させましょう。

 

 

③写真を充実させる

宿泊施設を検討する場合に、写真は重要な検討材料となります。

写真を充実させることは、複数の宿と比較された際に他施設との差別化を図りここに泊まりたいと思わせることに繋がります。

また、定期的に更新することで更新頻度が上がり、最新の情報を提供している宿とGoogleが認識するので、MEOの対策の上位表示にも効果があります。

 

 

④口コミの数を増やして評価を上げる

口コミの数が多く評価の高い宿=知名度がありユーザーに情報を提供する価値の高い宿とGoogleがみなすため、MEO対策の上位表示に効果があります。

ただ、口コミは数があれば良いわけではなく、口コミの評価も上位表示に関係してくる要素です。ポイント①で設定したキーワードをできるだけユーザーに口コミの中で使ってもらえるような工夫も必要です。

口コミの数と評価の高さは「地域名+行動目的」などで検索をする、ローカル検索の掲載順位を決める重要要素の1つ「知名度」に関係するため見逃せない要素です。

 

 

⑤口コミ返信してリピーターを増やす

口コミの返信はユーザーとの大切な双方向のコミュニケーションの場になるため、上手く活用することでリピーターを獲得できます。

一方で否定的な意見に対しても真摯に対応することで、挽回できるチャンスもあるのでネガティブな意見もしっかりと受け止め対応するようにしましょう。

また、ユーザーが口コミを書き込んでくれたり、オーナーがコメントを返信したりする行為はGoogle的には情報を更新したとみなされるためMEO対策で上位表示を獲得するための重要なポイントとなります。

 

 

⑥最新情報(お知らせ)を更新する

Googleマイビジネスにもお知らせの更新機能があります。

ここの記事で入力されたキーワードもMEO対策においてGoogleに認識されるので、上位表示対策に繋がります。

また、頻繁に更新されていることで、ユーザーの安心にも繋がり予約決定の後押しにもなります。

 

 

⑦外部のサイトやSNSでも紹介してもらう

利用してくれたユーザーがSNSやブログで宿泊施設の感想を書いた場合や、宿がGoogleマイビジネスとは別の公式ページやSNSを運営する場合、観光協会等の外部のサイトで紹介されたりすることが増えることで、

Googleはその宿泊施設を、「言及が多くされている知名度のある宿」だと認識し評価が上がるので、上位表示に効果を及ぼします。

 

 

【まとめ】

ホテル・旅館を探す手段として、今までは楽天トラベルやじゃらんnetなどのOTAで探し予約することが主流でしたが、最近は、SNSの普及やGoogleの参入などで大きく変わろうといてきています。

ネット予約が主流になる前も、いち早くネット予約獲得に舵を切った宿が今でも獲得し続けることができ、遅れて参入してきた宿が追いつくのが大変だったように、

時代の流れを先読みして対策を進めていくことが非常に重要になってきております。

まだまだ、MEOについて対策を行っている宿は少ないので、今から始めることで大きな認知の獲得を実現し、後から他の宿が対策を始める頃には、安定的に上位表示をとり続けることができる状態を作れていることと思います。

今回ご紹介した上位表示対策の内容は、数ある中の一部でございます。

MEO対策の詳細をもっと知りたい方は、下記にお気軽にご相談くださいませ。

 

 

高丸 暉
高丸 暉
お客様支援部/主任

新卒で配属された税務署にて事業者からの相談対応を経験した後に、ホームページ制作会社にて法人営業に従事。現在、株式会社アドグラフィーにて、ホームページ運用コンサルティング、WEB集客サポートなどを担当。プライベートでも旅行が大好きな一児のパパトラベラー。

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