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注目されている“D to C”とは!?

注目されている“D to C”とは!?

こんにちは!アドグラフィーの中島です。

今回は今宿泊業界でも注目されている“D to C”についてお話しします。

D to Cとは

D to Cとは、Direct to Consumer(ダイレクト トゥ コンシューマー,D2C)の略で

製造者が直接消費者と取引を行うビジネスのことを指します。

これが生まれたきっかけは「インターネット」と言われています。

ネットの普及により「通販」という新しい取引の形が生まれ、製造者がつくったサイトから、消費者が

直接購入するという形ができあがりました。

このD to Cはアメリカの企業がSNSやブログでアピールすることで大成功したビジネスモデルで、

日本企業でも現在注目されているビジネスモデルとされています。

D to Cというビジネスモデルが成功しはじめた理由は

SNSによって、企業が広告を使わずに数十万人以上のフォロワーと直接コミュニケーションをとれる時代に

なったため、店舗販売だけに頼る必要がなくなり、企業がユーザーに直接コミュニケーションをとる方法が

確立したことによると考えられています。

D to Cのメリットとデメリット

D to Cのメリット・デメリットはどんなものがあるでしょうか。

《メリット》

・収益性が高い

製造者が直接ユーザーに対して商品を販売するため、仲介業者に支払う中間手数料が発生しません。

これによって商品がユーザーの手元に渡るまでのコストを大幅に削減できる上、収益性を高められる。

・経費削減につながる

商品を自社で一元管理するため煩雑な受発注の管理業務が発生することがなく、

送料や人件費を削減することができます。これらのコストを削減できれば、そのコストを新たな商品企画の

予算に回したり、価格に反映させたりといった施策を打つことができるでしょう。

・顧客との距離が近くなり、顧客データの収集がしやすい

D to Cではユーザーと直接やりとりする機会が増えるため、顧客との距離が近くなります。

SNSなどを活用するとユーザーの声を直接集めやすくなるため、どのような商品やサービスが求められているのか

をリサーチしやすくなります。さらに、自社を訪れたユーザーがどのような商品に

興味を持っているのか、どのくらいの商品がカートに入ったままになっているのか、決済を完了した割合など、

さまざまなデータを収集がしやすくなります。

《デメリット》

・初期コストが発生する可能性がある

運営段階ではコスト削減が期待できるD to Cですが、ECサイトを構築したり、自社の流通を確立したりするための

初期コストが発生します。本格的な機能を搭載すると思ったよりも高額になる可能性もあるので、

初期コストをかけてでもD to Cを始める価値があるかどうかは事前に十分検討する必要があるでしょう。

・認知度向上のための具体的なブランディングは必要

自社の商品の認知度を高めて購入者を増やすためのブランディングは必須となります。

自社にユーザーを呼び込み、商品の魅力を伝えてファンを増やして販売につなげるには、

具体的な計画に則ったマーケティング施策を切れ目なく打ち出していくことが重要です。

まとめ

D to Cの場合は、その宿泊施設のウェブサイトから直接予約するということになります。

売上が他の旅行予約サイトに取られることはないので、収益がアップするので今とても注目されています。

実際、D to Cを取り入れている宿泊施設も増えてきております。

ただ、D to Cを取り入れるにはSNSの活用は必要不可欠になってきます。

どう知名度をあげていくのかも大事なポイントになってきますね。

 

営業部 営業企画・開発   中島

 

 

中島 令渚
中島 令渚
お客様支援部

旅行やホテル・旅館が好きで前職ではホテルスタッフを経験してきました。
ホテルで務めていたからこそわかる宿目線で皆さまにお役に立てる情報をブログでお届けしていきます。

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