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モノ消費からコト消費へ

モノ消費からコト消費へ

こんにちは!アドグラフィーの中島です。

今回はモノ消費・コト消費についてお話しします!

 

モノ消費とは

「モノ消費」は、モノ(商品やサービス)のスペック・機能などに価値を感じて利用することを指します。

モノがまだ少なかった時代は、生活者の暮らしを豊かにするテレビや冷蔵庫、洗濯機、自動車などは、

市場に出ればすぐに売れていました。
商品・サービスそのものの機能に価値があると捉えられ、特に高度経済成長期からバブル期は

「モノ消費」の全盛期でした。多くのモノを所有することこそ、幸せや成功の証と考えられていました。

 

コト消費とは

「コト消費」は、商品やサービスの機能などではなく、それを使うことによって得られる

経験や体験に価値を見出すこと。

「温泉に行ってリラックス体験をする」など、モノではなく、カタチには残らないコトに

対して価値を見出すことを指します。

 

モノ消費からコト消費へ

今やモノやサービス、情報などあらゆるものが過剰供給状態にあり、すでに

多くのモノを持っている状態の方が多いです。

「欲しいモノが特にない」「欲しいモノが分からない」、さらには「いかにモノを増やさないか」といった

考え方が広まり、モノ消費需要そのものが減少しており、機能的な価値を提供するだけでは

消費者に選ばれにくくなっています。
また、SNSの普及が関係してきており、体験がシェアできる環境が整備され、消費の背景やストーリーを

付加することが増えたために、モノ消費からコト消費への需要が高まったと言われています。

 

なぜコト消費の価値が高まっているの?

前述のとおり、「欲しいモノが特にない」などといった考え方が広まり、多くの人は物質的には

満たされているため、これ以上はお金を払って物欲を満たすことよりも、

精神的な豊かさを求めるようになってきてます。

※JR東日本企画が実施した調査結果

また、コトが欲しい理由として

・蓄積志向 (思い出として残り、後々まで楽しめそうな経験・体験)

・共有志向 (家族・友人など周囲の人と喜びや楽しさを共有できる経験・体験)

・現在志向 (その時しかできない・その時することに意味がある経験・体験)

こちらの3つの志向が高まっていることもコト消費の価値が高まっている要因と言えるでしょう。

 

まとめ

コロナ禍が続いている中、モノを買うよりも思い出を残せる経験・体験がしたいですよね。

私自身も欲しいモノは思いつかないけど、いきたい場所・体験したいコトは思いつくので

自然とコト消費に向かっていたんだなと思いました(^ ^)

おうち時間が多い今だからこそ、どんなことがしたいか家族・友人と話してみるのもいいかもですね♪

 

営業部 営業企画・開発   中島

 

中島 令渚
中島 令渚
お客様支援部

旅行やホテル・旅館が好きで前職ではホテルスタッフを経験してきました。
ホテルで務めていたからこそわかる宿目線で皆さまにお役に立てる情報をブログでお届けしていきます。

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