旅館・ホテルのHP運用に欠かせないサーバーの知識
皆さんこんにちは。
アドグラフィー営業部の小川です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
早速ですが、今回はサーバーについて話していきたいと思います。
旅館・ホテルの集客に欠かせないホームページの運用。
そのホームページを運用していく上で欠かせないのがサーバーの知識です。
目次
・サーバーとは
・サーバーの構築
・サーバーエラー
・サーバーダウン
・まとめ
サーバーとは
1990年に世界初のサーバーシステムが誕生。
WWW(World Wide Web)が提供され、ブラウザの開発によりインターネット上のコンテンツをクリックするだけで閲覧できる仕組みが完成しました。
サーバーの仕組みについて解説。
サーバーとは、データを提供する側のコンピューターやソフトウエアのことです。
データを保管するような役割を持っており、サービスを受ける側のコンピューターから検索要求を受け、特定のデータを提供するレスポンスの機能を備えています。
Webサイトなどの情報を閲覧するためにはその情報のデータをサーバーに保管する作業が必要です。
これをアップデートといいます。
サーバーに集められデータをもとにサービスを受ける側のコンピューターへ情報の提供が行われています。
サーバーにはいくつかの種類があり、それぞれが異なる役割を持っています。
・WEBサーバー
・データベースサーバー
・メールサーバー
・レンタルサーバー
WEBサーバー
WEBページの文章構造を表すHTMLファイルや、デザインを施すCSSファイル、WEBページに埋め込まれている画像や動画のファイルなどのデータを保管しています。
サービスを受ける側のリクエストに合わせ、保管しているデータからウェブサイトの情報を送信しているサーバーです。
データベースサーバー
データベースサーバーは、その名の通りデータベースというデータの集まりを管理システム化したものです。
さまざまなデータを格納し、リクエストに応じた条件の絞り込みなどで合致するデータを抽出。
サービスを受ける側のコンピューターにデータを送信することができます。
メールサーバー
メールの送受信にはメールサーバーとDNSサーバーが必要です。
メールサーバーは受信用と送信用に分かれており、受信用サーバーを「POP」、送信用サーバーを「SMTP」と呼びます。
SMTPサーバーがインターネット上の住所であるアドレスをDNSサーバーで割り出し、相手先に送信。
POP3サーバーが届いたメールを保管する役割を担っています。
レンタルサーバー
レンタルサーバーとはWEBサイトなどを開設するために専門業者から有料で借りるサーバーです。
料金や種類はさまざまで他の契約者と共同で使用する「共用サーバー」、自社だけの「専用サーバー」などから選択することができます。
サーバーの構築
ホームページを自社で作成する場合などに必要なサーバーへのアップロード。
インターネット上でホームページを閲覧してもらうためには、作成したデータをWEBサーバー上にアップロードする作業が必要です。
そこで重要になるのがデータを置くサーバーを構築する準備。
まずはサーバーOSの選定。
サーバーOSの選定は非常に重要です。
アクセスが多いにも関わらず低スペックのサーバーを利用すればアクセスしづらくなります。
逆に、アクセスが少ないにも関わらず高スペックなサーバーを選択してしまうと、費用をかけすぎてしまうことも。
サーバーOSを選定したらサーバー構築を行います。
重要なのはシステムを開始した後の安定した運用とセキュリティーの強化。
WEBマーケティングを行う上で重要なのがユーザの動きの分析。
分析をスムーズに行うためにもサーバーの安定性は欠かせません。
サーバーエラー
ユーザーがインターネットでWEBサイトを閲覧する際、検索結果に「500(Internal Server Error)」や「503(Service Unavailable)」と表記されることがあります。
これは、サーバーエラーが起きていることを表示する画面です。
「500(Internal Server Error)」はサーバー自体に何らかの原因があり正しく表示できないことを表しています。
「503(Service Unavailable)」はリクエスト要求の過多により処理ができなくなっている状態を表しています。
サーバーがメンテナンスを行っている場合や、WEBサイト内のコードにバグがある場合にもサーバーエラーが表示されることがあるのでいったん再起動を行いましょう。
サーバーダウン
ユーザーからのアクセスが集中し、サーバーの使用容量が急激に増えてしまった場合、サーバーダウンが起きます。
「サーバーが落ちた」とも言いますよね。
CPUの使用率が100%の限界に近づくとパフォーマンスが低下しサーバーダウンの原因になることがあります。
また、雷などの自然災害や、経年劣化によるサーバー自体の故障も考えられます。
サーバーダウンは自社の業務を妨げ、機会損失にもつながります。
サーバーダウンが起きた場合に備え、いつでも対応できるような体制を取っておきましょう。
まとめ
サーバーにはいくつかの種類があります。
・WEBサーバー
・データベースサーバー
・メールサーバー
・レンタルサーバー
サーバーOSを選定し、サーバー構築を行います。
分析をスムーズに行うためにセキュリティーを強化し、安定した運用を目指しましょう。
安定した運用のためにも、サーバーエラーやサーバーダウンに備えなければなりません。
予期せぬ自体に備え、サーバーに関する知識をつけておくことが重要です。
弊社では、ホームページの保守・運用も行っております。
ホームページの管理・運用に不安がある方、是非アドグラフィーにお任せ下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
アドグラフィー営業部 小川