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憧れのひまわり

憧れのひまわり

こんにちは、アドグラフィーの杉木です!

みなさんこの絵知ってますか?

そうです!ゴッホの「ひまわり」です。

 

今回は、みなさんの芸術への見方がちょっと豊かになるシリーズと題しまして、

ゴッホの「ひまわり」を紹介いたします!
みなさん、この絵をみてどんな印象を受けますか?

 

「印象って言われてもなぁ」

「よくわかないけど、高級なんでしょ?」

 

私もそんな感じでした。記事を読み終わった頃には、「ひまわり」に対する印象がちょっと変わるかもしれません。

 

目次

1 ゴッホって誰?
2 時期によってまるで違う絵のスタイル
3 ゴッホに影響を与えた浮世絵
4 黄色い家とひまわり
5 ゴッホの憧れ「ひまわり」

 

1 ゴッホって誰?

本名「フィンセント・ファン・ゴッホ」
日本で非常に人気の高いオランダ出身の画家さんです。

なぜ日本で人気かというと、
バブルの時代に、ゴッホさんの「ひまわり」を約58億円で日本人が手に入れ、国内で一気に注目が集まり出したのがきっかけです。

「めっちゃ高いやん!」
「さぞ、すごい画家やったんやろう!」

私も、そう思っていたのですが意外とこの方の人生は壮絶

・もともと夢は聖職者
・絵が売れない日々
・集まらない仲間
・精神の病に苦しむ
・自殺?37歳で謎の残る死

彼の絵が評価され出したのは、実はゴッホが亡くなってからのことなんです。

 

うーん、なんとも切ない。

 

ゴッホがどんな気持ちで生涯を終えたのかは知るよしもありませんが、
現在も、世界中でたくさんの人の心を動かす存在になっていることをゴッホに伝えたいですね。

 

2 時期によってまるで違う絵のスタイル

こちらゴッホが画家になりたての頃の絵

 

暗っ!    怖っ!

 

ゴッホは初め農民の絵を描いていたんです。

 

この頃は、貴族や宗教を描いた絵が多かったのできっとゴッホは変わり者扱いされたに違いありません。

 

ゴッホ すみませーん。絵のモデルになってくださいー

農民A …(変なやつきたぁ)

ゴッホ 完成しましたぁ!

農民B 俺らこんな怖い?

 

こちらがゴッホ晩年の絵

夜の景色だけど、とにかく明るい

ゴッホの絵はあるタイミングを境に急に明るくなります。

ゴッホの絵に変化があったきっかけは、日本の浮世絵との出会いにあります。

 

3 ゴッホに影響を与えた浮世絵

ある日、ゴッホは万博で日本の浮世絵と出会いその明るさに魅了されます

 

ゴッホ「日本すげえ!浮世絵めっちゃいいやん!真似しよう!」

「歌川広重」                     「ゴッホ」

作品の中から、日本に影響を受けていたことがわかります

「タンギー爺さん」売れない画家を支援していたそうです。

 

ゴッホの日本へのリスペクトはさらに続きます

 

ゴッホ こんな明るい絵を描く日本は”光あふれる南国”にちがいない。よし、南に行こう。

現代人 いや、違うよゴッホさん。

ゴッホ パリは寒すぎる。フランスでも南のアルルに行こう。

現代人 アルルでも北海道くらいの緯度だよ。寒いよ。

ゴッホ よし、弟の金でアルルに家を建てよう。

 

こうして、ゴッホのアルルでの生活が始まるのであった。

4 黄色い家とひまわり

ゴッホの新居がこちら

ゴッホの新居「黄色い家」

この家で画家たちの集団生活を目指した。

 

ゴッホ「よし!日本は画家が集団で絵を描いてるらしいから仲間を集めよう。」
しかし、ゴッホはちょっと変わり者だったこともあり仲間が集まりません…。

 

ゴッホ「ひまわりっていいよなぁ。日に向かっていく感じが、まさに理想を追いかける画家にピッタリだ。」

   「よっしゃ、画家仲間が集まったら。メンバー分のひまわり描いて飾ろう。」

 

しかし、結局仲間はほとんど集まらず、ひとりで絵を描き続けました。

あるとき、ひとりの仲間が現れますが、すぐに仲違いしてしまいます。

 

その後は、ゴッホにとって大切な人々がいなくなってしまったことなどもあり、精神的に不安定に

ゴッホに親切にしてくれた郵便局員のジョゼフさん

 

37歳で死(自殺?)を迎えることになります。

5 ゴッホの憧れ「ひまわり」

実は、ゴッホのひまわりって存在が知られているものが7枚あるんです。

 

そうゴッホは、ひとりでもひまわりを描き続けていたんです。

 

そう思うとゴッホの「ひまわり」
ちょっと切なくないですか?

 

ひまわりの花言葉は「憧れ」
ゴッホは最後の瞬間まで、画家集団の仲間をつくって、光あふれる絵を描くことに憧れていたのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私は、晩年のゴッホの明るい絵が好きなんですよね。

機会があれば「ひまわり」を見に行きたいですね。

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