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2026.02.18

【若旦那・若女将へ】公式サイトに人を連れてくるために、何をするか

予約導線は整えた。
公式サイトで予約するメリットもつくった。
けれどそもそも公式サイトに人が来ない。
自社予約を増やそうとするとき、
多くの宿がここで止まる。
導線を整えることと人を連れてくることは
まったく別の話だからだ。

───

公式サイトに人を連れてくる方法は
大きく分けて三つある。
検索から来てもらう。
SNSから来てもらう。
OTAから来てもらう。
それぞれに特徴があり
時間のかかり方も違う。
どれかひとつに絞るのではなく
組み合わせて考えていく。

───

まず検索から来てもらうこと。
宿の名前で検索したとき
公式サイトがちゃんと出てくるかどうか。
意外とここができていない宿がある。
宿の名前で検索しても
OTAのページが先に出てきて
公式サイトが埋もれている。
これでは公式サイトで予約しようと思っても
たどり着けない。
宿の名前で検索したときに
公式サイトが一番上に出てくる状態をつくる。
これが最初の土台になる。

───

宿の名前以外のキーワードで
検索から来てもらうことも考えられる。
地域名と温泉、
地域名と旅館、
といった組み合わせだ。
ただしこれは競争が激しい。
OTAや大手の情報サイトが上位を占めていて
小さな宿が入り込むのは難しい。
時間をかけてブログを書き
情報を積み重ねていけば
少しずつ順位が上がることもある。
けれどすぐに結果が出るものではない。
中長期の取り組みとして
余裕があれば進めていく程度に
考えておくのが現実的だ。

───

次にSNSから来てもらうこと。
InstagramやFacebook、Xで
宿の情報を発信して興味を持ってもらい
公式サイトに誘導する。
SNSの発信で大切なのは続けることだ。
一度や二度の投稿では誰にも届かない。
定期的に発信を続けることで
少しずつ認知が広がっていく。

───

何を発信するかも考えておく必要がある。
宿の日常を伝える投稿。
料理の写真、客室の様子、周辺の風景。
季節の移り変わりやちょっとした出来事。
派手なことをする必要はない。
宿の空気が伝わるような
小さな断片を積み重ねていく。
売り込みばかりの投稿は見ていて疲れる。
予約してくださいという投稿ばかりでは
フォローする理由がない。
まずはこの宿が気になると
思ってもらうことが先になる。

───

SNSから公式サイトへの導線も整えておく。
プロフィールに公式サイトのリンクを貼る。
投稿の中で公式サイトの存在を伝える。
SNSを見て興味を持った人が
次にどこに行けばいいかを示しておく。
その導線がなければ
興味を持っても予約にはつながらない。

───

そしてOTAから来てもらうこと。
これは意外に思われるかもしれない。
OTAは競合ではないのかと。
けれどOTAは宿を知ってもらう入口でもある。
OTAで宿を見つけて興味を持って
宿の名前で検索する。
そこで公式サイトにたどり着いて予約する。
こういう流れは実際によくある。
だからこそOTAの情報を整えておくことが
自社予約にもつながる。
OTAで見つけてもらい
公式サイトで予約してもらう。
敵ではなく入口として活用する視点を持っておく。

───

公式サイトに人を連れてくることは
地道な作業だ。
広告を打てば一時的に増えるが
止めれば戻る。
発信を続けることで少しずつ
自分たちの力で人を集められるようになる。
すぐに結果を求めすぎないこと。
半年、一年と続けていく中で
少しずつ変化が見えてくる。
その時間を焦らずに積み重ねていくことが
大切になる。

───

次回は発信を続けるために
現場でどう仕組みをつくるか、
無理のない運用について書いてみたい。

いまSNSは誰がどのくらいの頻度で
更新していますか。

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