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2026.02.11

【若旦那・若女将へ】自社予約を増やしたいと思ったときに、最初に見る場所

OTAの手数料が重い。
自社予約を増やしたい。
その気持ちは多くの宿が持っている。
代表的な問い合わせ内容でもある。

けれど何から始めればいいのかわからないまま、
時間だけが過ぎていく。
自社予約を増やすことは一朝一夕にはいかない。OTAのようにお金をかければすぐ露出が増えるというものでもない。
だからこそ順番を間違えないことが大切になる。

───

自社予約を増やそうとするとき、
最初に手を付けがちなのは発信だ。
SNSを始めたりブログを書いたり
広告を打ったりする。
けれどその前に確認しておくべきことがある。
公式サイトでちゃんと予約が取れる
状態になっているかどうかだ。
発信を頑張って公式サイトに人が来ても、
そこで予約ができなければ意味がない。
予約の導線が整っていなければ、
せっかく来てくれた人を取りこぼしてしまう。

───

公式サイトを見るときまず確認するのは
予約ボタンの位置だ。
トップページを開いたとき予約ボタンが
すぐ見えるか。
スクロールしないと出てこない場所に
追いやられていないか。
スマートフォンで見たとき
押しやすい位置にあるか。
お客様は予約しようと思った瞬間に
予約ボタンを探す。
そのとき見つからなければ
そのまま離脱してしまう。
迷わせないことが最初の条件になる。

───

次に確認するのは予約システムの使いやすさだ。
日付を選んでプランを選んで
人数を入れて情報を入力する。
この一連の流れがスムーズに進むかどうか。
入力項目が多すぎないか。
エラーが出たとき何が間違っているかわかるか。
スマートフォンでもストレスなく操作できるか。
自分で一度最初から最後まで予約してみると
よくわかる。
どこで引っかかるかどこで面倒だと感じるか。
お客様も同じことを感じている。

───

予約システムを通過したあと、
確認メールがちゃんと届くかも見ておきたい。
予約したのに確認メールが来ない。
届いたけれど内容がわかりにくい。
そういう状態は不安を生む。
確認メールは予約完了の安心感を
届けるものでもある。
宿の名前、予約日、プラン名、料金、
連絡先といった必要な情報が
見やすく整理されているかどうか。

───

ここまでが予約導線の基本になる。
ボタンの位置、
システムの使いやすさ、
確認メールの内容。
この三つが整っていれば予約の取りこぼしは減る。逆に言えばここが整っていないまま
発信を頑張っても穴の開いたバケツに
水を注いでいるような状態になる。

───

導線が整ったら次に考えるのは
なぜ公式サイトで予約するのかという理由だ。
OTAで予約しても公式サイトで予約しても
泊まる宿は同じ。
お客様にとって公式サイトで
予約するメリットがなければ、
わざわざ選ぶ理由がない。
ベストレート保証という方法がある。
公式サイトが一番安いことを約束するものだ。
これがあればOTAで見つけた人も
公式サイトに来てくれる可能性が生まれる。
あるいは公式サイト限定の
特典をつけるという手もある。
ドリンクサービスやレイトチェックアウト、
部屋のアップグレードといったもので、
金額を下げなくても価値を上乗せすることで
選ばれる理由をつくれる。

───

自社予約を増やすことは時間がかかる取り組みだ。すぐには結果が出ない。
けれど一度仕組みができれば、
手数料を抑えながら予約を取れるようになる。OTAに依存しすぎない体質をつくることが、
長い目で見たときの安定につながっていく。
まずは導線を整えて、
次に選ばれる理由をつくる。
その順番を守ることが自社予約を増やすための
第一歩になる。

───

次回は公式サイトに人を連れてくる方法、
発信の考え方について書いてみたい。
いま公式サイトからどのくらいの予約が
入っていますか。

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