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【若旦那・若女将へ】自社予約を増やしたいと思ったときに、最初に見る場所

【若旦那・若女将へ】自社予約を増やしたいと思ったときに、最初に見る場所

OTAの手数料が重い。
自社予約を増やしたい。
その気持ちは多くの宿が持っている。
代表的な問い合わせ内容でもある。

けれど何から始めればいいのかわからないまま、
時間だけが過ぎていく。
自社予約を増やすことは一朝一夕にはいかない。OTAのようにお金をかければすぐ露出が増えるというものでもない。
だからこそ順番を間違えないことが大切になる。

───

自社予約を増やそうとするとき、
最初に手を付けがちなのは発信だ。
SNSを始めたりブログを書いたり
広告を打ったりする。
けれどその前に確認しておくべきことがある。
公式サイトでちゃんと予約が取れる
状態になっているかどうかだ。
発信を頑張って公式サイトに人が来ても、
そこで予約ができなければ意味がない。
予約の導線が整っていなければ、
せっかく来てくれた人を取りこぼしてしまう。

───

公式サイトを見るときまず確認するのは
予約ボタンの位置だ。
トップページを開いたとき予約ボタンが
すぐ見えるか。
スクロールしないと出てこない場所に
追いやられていないか。
スマートフォンで見たとき
押しやすい位置にあるか。
お客様は予約しようと思った瞬間に
予約ボタンを探す。
そのとき見つからなければ
そのまま離脱してしまう。
迷わせないことが最初の条件になる。

───

次に確認するのは予約システムの使いやすさだ。
日付を選んでプランを選んで
人数を入れて情報を入力する。
この一連の流れがスムーズに進むかどうか。
入力項目が多すぎないか。
エラーが出たとき何が間違っているかわかるか。
スマートフォンでもストレスなく操作できるか。
自分で一度最初から最後まで予約してみると
よくわかる。
どこで引っかかるかどこで面倒だと感じるか。
お客様も同じことを感じている。

───

予約システムを通過したあと、
確認メールがちゃんと届くかも見ておきたい。
予約したのに確認メールが来ない。
届いたけれど内容がわかりにくい。
そういう状態は不安を生む。
確認メールは予約完了の安心感を
届けるものでもある。
宿の名前、予約日、プラン名、料金、
連絡先といった必要な情報が
見やすく整理されているかどうか。

───

ここまでが予約導線の基本になる。
ボタンの位置、
システムの使いやすさ、
確認メールの内容。
この三つが整っていれば予約の取りこぼしは減る。逆に言えばここが整っていないまま
発信を頑張っても穴の開いたバケツに
水を注いでいるような状態になる。

───

導線が整ったら次に考えるのは
なぜ公式サイトで予約するのかという理由だ。
OTAで予約しても公式サイトで予約しても
泊まる宿は同じ。
お客様にとって公式サイトで
予約するメリットがなければ、
わざわざ選ぶ理由がない。
ベストレート保証という方法がある。
公式サイトが一番安いことを約束するものだ。
これがあればOTAで見つけた人も
公式サイトに来てくれる可能性が生まれる。
あるいは公式サイト限定の
特典をつけるという手もある。
ドリンクサービスやレイトチェックアウト、
部屋のアップグレードといったもので、
金額を下げなくても価値を上乗せすることで
選ばれる理由をつくれる。

───

自社予約を増やすことは時間がかかる取り組みだ。すぐには結果が出ない。
けれど一度仕組みができれば、
手数料を抑えながら予約を取れるようになる。OTAに依存しすぎない体質をつくることが、
長い目で見たときの安定につながっていく。
まずは導線を整えて、
次に選ばれる理由をつくる。
その順番を守ることが自社予約を増やすための
第一歩になる。

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次回は公式サイトに人を連れてくる方法、
発信の考え方について書いてみたい。
いま公式サイトからどのくらいの予約が
入っていますか。

佐藤弘明
佐藤弘明
常務取締役

旅館支援歴16年|集客・ブランド設計・運営改善まで現場密着伴走|旅館業界のリアルな現場から生まれる気づきや宿の未来を共につくるための視点を日々発信しています。

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