海をわたる記憶。サンフラワーで思い出した観光のはじまり

※読みづらいかもですが今回写真多め※
子どもの頃、
船に乗るというだけで胸が高鳴った。
昔は雑魚寝でなんだかみんなでリラックスした
雰囲気で船に揺られていた記憶だ。
それに加えて乗り場へ向かう道中のワクワク、
タラップを渡るあの緊張感。
甲板に出て風を感じたときの解放感と海に持っていかれそうな感覚も含めワクワクした記憶が呼び起こされる。
観光の原風景をたどると、
そのどこかに船旅という特別な
記憶がある。
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久しぶりにサンフラワーに乗ったとき、
その記憶がふいに呼び起こされた。

でもそこには懐かしさだけでなく、
進化した今を確かに感じた。
それは自分が大人になったからという
だけではない。
広々としたラウンジ、
ホテルライクな客室、
静かな振動滑らかな航跡。



フェリーというより、
もう「動く宿」のようだと言っても過言ではない。
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陸から離れていく感覚。
景色が遅れて流れていく静けさ。



スマホの電波が消えたときにふと気づく、
思えば遠くに来たもんだ笑
このブログも船の中では書いているが電波は
微妙更新できるといいな。


観光が、どこかへ行くことだとしたら、
船旅は、その途中にちゃんと在ることの大切さを教えてくれる。
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今こそあえて船で旅をしてみる。
時間をかけて、
ゆっくりと移動することに意味がある。
そんな観光がたしかに息を吹き返している。
サンフラワーという名の船が、
今日も静かに、
記憶と新しさのあいだを進んでいく。
そして私はあらためて思う。
旅は目的地だけで完結するものではない。
その途中にどれだけ心を委ねられるか。
その余白にどれだけ風景を受けとめられるか。
観光とは移動のなかにこそ宿る。
そう信じられるなら、
私たちはもっと自由に旅を楽しめるはずだ。






