安価な団体客だのみの経営から
脱却したい

安価な団体客だのみの経営から脱却したい

崖っぷちの小旅館を人気宿に再生
ハード・ソフト両面をトータルプロデュース

個人客向けにシフトしたいが施設の状況も・・・

個人客向けにシフトしたいが施設の状況も・・・ 「安価な団体客だのみの経営は苦しい。このままでは限界。何とかならないか」大分県内で100年弱続く小さな旅館様から、切羽詰まった声で相談を受けました。

この施設は年間売上3000万円ほど、低料金のスポーツ合宿客中心の運営で、経営的にも行き詰まっていました。
個人客向けにシフトしたいが、それに耐えうるハードの状況ではなく、設備投資もままならず手詰まりの状況にありました。
「大規模施設ならともかく、小さな宿でスポーツ合宿が中心。これではあまりに厳しい」弊社代表・河野の実家も小さな宿で、かつて苦境に陥った経験からは経営難の状況が直感できました。
この宿のご主人は、河野の実家の旅館が生まれ変わった噂を聞きつけたからこそ相談してくれた、という経緯でもありました。

限られた資金を有効に活用し「売れる空間」をクリエイト

限られた資金を有効に活用し「売れる空間」をクリエイト 「販売面のクリエイティブもさることながら、個人客向けの施設改装は不可欠」即座にそう判断し、金融機関への折衝にも協力しました。すでに債務超過にあった施設が借入できる限度額は1500万円ほど。
限られた融資資金を1円も無駄にせず、最大限に活用するための空間プロデュースに着手しました。改装とは文字通り、施設が生まれ変わる瞬間でもあります。
部屋のデザイン、置物のチョイス、個人客が心地よいと感じるさまざまな設えの実現のため、「売れる空間づくり」に知恵を絞りました。

「写真撮影、ウェブデザインを経て、いかにページ映えするか」という命題から逆算した空間プロデュースが、アドグラフィーの強みの一つです。100年の歴史を尊重し、古き良きものを残し、それでいて現代の「非日常」の欲求を満たす空間美。2015年11月、旅情にあふれる和モダンの癒し空間が完成しました。

リニューアルと同時に販売戦略を一気に強化し客単価が倍増

リニューアルと同時に販売戦略を一気に強化し客単価が倍増 より大切なのは、「リニューアルした」その魅力を余すところなく世の旅行者に伝えることです。国内OTAでの販売戦略もクリエイティブを基軸に充実、集客パワーを一気にアップしました。
初年度の売上は3000万円から5500万円へ。前年まで6000円程度だった客単価を一気に14000円ほどに上がり、増収の原動力となりました。経営危機から、OTAでのクチコミ5つ星を誇る人気宿へと劇的に生まれ変わった瞬間でした。

5年間で、ハード、ソフト両面で劇的な変化と経営改善を遂げました。写真撮影とページ制作という「売れるクリエイティブ」への投資が、その道筋のスタートとなったのは間違いありません。

「あんなに苦しかった宿経営が今は本当に楽しい」

「あんなに苦しかった宿経営が今は本当に楽しい」 代々の宿経営者がはぐくんだ歴史、現経営者の熱意、それにクリエイティブが調和して迎えた再生の瞬間。「3年前まで、あんなに苦しいと感じた宿経営が嘘のよう。今では本当に楽しいと感じる」宿社長のこの声は、作り手の私たちにとっても最大の喜びです。
こうした「喜びの事例」を数多く生み出すことが、アドグラフィーが一貫して掲げる経営方針でもあります。

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